BARBER MOTORS VOL.6
1983 AMC Jeep Wagoneer Limited/山本丞

1983 AMC Jeep Wagoneer Limited
Owner 山本 丞

数が減り続ける旧車を所有するという事は、貴重な歴史の一旦を担っているー

1983 AMC Jeep Wagoneer Limited/ジープ ワゴニア リミテッド

バーバーさんの自慢の愛車を紹介する企画 「BARBERMOTORS」。第6回目のゲストは兵庫県宝塚市のAPT. HAIR SERVICEの山本丞さんの愛車、ジープ ワゴニア!
ワゴニアは「ジープ・ステーションワゴン」の発展版として62年に登場。どことなく懐かしさのある、異国情緒を感じるローカルなアメリカのデザイン。“アーリーアメリカン”と呼ばれる家具だったり、薄いコーヒーだったりと無骨なデザインが妙に男心をそそるワゴニア。日本でも専門店があるほどの人気車種。

―1983 AMC Jeep Wagoneer Limitedを選んだ理由は?

MINI(1889)、VW Type1(1964)、MINI CLUBMAN ESTATE(1970)などヨーロッパの旧車も好きで乗ってましたが、10代の頃に峠で遊んだりしてたのもあって、レーシー寄りのカスタムが好きなので、デリケートで結構気を遣うんですよね(笑)
ゆるくアメ車も良いよな〜と思ってた時にどこかの駐車場でワゴニアを見かけて。
デカさとゆるい雰囲気に惹かれました。

ーワゴニアとの出会いは?

実はWAGONEERは2台目で。前車は91年最終モデルの外装を77年モデルにダウンデートし、カムや吸排気系にも手を入れた、めちゃくちゃ速いGRAND WAGONEERでした。直管サイド出しで気持ち良すぎるぐらいウルサイやつで(笑)

なんやかんやで手放したんですが、やっぱりどこかでずっとワゴニアのことは心残りだったんです。
その頃からクルマ繋がりで髪を切りに来てくれているお客さんが、後期から前期へとワゴニアを乗り継いて、実はずっと羨ましく思ってたんです。その彼がそろそろもうワゴニアを手放したい…という相談をしてきて。それオレが受け継ぐ!と即決でした。

ータイミング良く、正に運命!そのワゴニアの自慢のカスタムポントは?

ノーマルです。(マフラーはフローマスター、足回りは1.5~2インチほどリフトアップされています)
ワゴニアは外見はストックのままが結局一番いいような。でも実は、ベッタベタにロワード(車高を下げる事)してみたい気持ちと半々です(笑)

ーメンテナンスはどうやっていますか?

カスタムをする前に、まずは快適になるように少しずつメンテナンスをしています。
カーペットの張り替えやドアなどのウェザーストリップ交換とか、機械的なこと以外は自分たちで。
機械的な事は頼りになるクルマ屋の知り合いにお願いしています。

ーご自身でやられている個所もあるのですね!そして今この外見に満足していますか?

カーペット張り替えは妻と二人で遊び感覚でやりました。

ヤレたウッドデカールや塗装もアジとして満足しています。ピッカピカのワゴニアもすごくカッコいいですが、これぐらいヤレてるワゴニアにもまた魅力的に感じています。先にも言いましたが、このスタイルのままベタベタにロワードするのもカッコいいんですがね(笑)
いつか実現しようと企らんでます。

ーワゴニアの魅力って?

愛妻とハイウェイを使ったドライブとか。近所に買い物に出かけるとか。そういう何気ない日常すら遊びに変えてくれるのもワゴニアの魅力です。

ー今後このワゴニアとどうやって接していきたいか?

ワゴニアに限らず、数が減り続ける旧車を所有するという事は、貴重な歴史の一旦を担ってると思っているので、大切にしながら気負いすぎず、自分の日常のひとつとしてずっと付き合っていきます。

後は、旧車なので、真夏の炎天下の中での燃料系トラブルで、路上でストップなんてことも経験してます。まあなんでもカッコいいにはある程度の犠牲は伴いますよね(笑)

旧車を愛し、出来る事は自分達でする、そしてなにより運転する楽しさを教えてくれるワゴニア。車がカッコよければ、乗る人もカッコいいそんな山本さんの愛車ワゴニアでした。ありがとうございました。♪



LHSG BARBER’S CLUB (LHSGバーバーズ・クラブ)は、バーバーショップで働く理容師と美容師を対象としたビジネス・コミュニティです。有料級な情報、最新コンテンツ情報、商品情報、イベント情報等メールで配信。メールアドレスとサロン名登録のみ

クリック↑登録はメールアドレスとサロン名