BARBER MOTORS VOL.16
1951 HARLEY DAVIDSON FL-PANHEAD/上野好孝

1951年式 Harley-Davidson FL-PANHEAD
Owner 上野 好孝/UENO YOSHITAKA

エンジン掛けてアクセル開けた瞬間、感じる鼓動の快感🔥ー

1951年式 Harley-Davidson FL-PANHEAD

バーバーさんの自慢の愛車を紹介する企画 「BARBERMOTORS」。第16回目のゲストは福島県会津若松市のwoodysbarbershopのオーナーの上野好孝さんの愛車、1951年式 Harley-Davidson FL-PANHEAD!

今でも根強い人気を誇る『パンヘッド』。低く身構えたシルエットが魅力的な51年型パンヘッドはゼロヨン15秒台、当時最速のマシン。
ロッカーアームのカバーが「なべ=パン」に似ているところからパンヘッドとつけられた呼び名。

photo by  @halls1200s

ー1951年式 Harley-Davidson FL-PANHEADを選んだ理由は?

このパンヘッド(※ビンテージハーレーの中で根強い人気のヘッドエンジン。パンヘッドはパン=鍋のような形状をしたロッカーカバーからつけられた呼び名)のヘッドをショベルヘッド(※パンヘッドの後に登場したショベルヘッド。ごつい鋳物のロッカーケースが特徴的で、穴を掘るスコップに似ていることから「ショべルヘッド」と呼ばれる)にしてカスタムエンジンも出来ると思った事とパンヘッドの由来がフライパンから来ててなんかアメリカって感じの適当さがドンピシャでした🔥

ー愛車との出会い

福島県郡山市の@lcfcfl648 ルシファーというカスタムチョッパービルダーの中澤さんに、パンヘッドの純正を探して欲しいとお願いをしました。中澤さんはアメリカでもカスタムの修行してた経緯もあり、約2ヶ月で1951年式のぼぼ純正とカスタムベースのチョッパーを見つけてくれて、その中の一台を速攻決めました!

ーそして自慢のカスタムポントは?

今の形はロングライドしても疲れない様に自分の身体の合わせて作ってあります。地元にあるカスタムショップのRODSTARの永井さん@rodstar_mcにポジションを決めてもらい、シーシケートゴードが入っていたり、フロントフォークを6インチアップして、峠やコーナーリングに強かったり、リアブレーキのみなので乗り始めの頃は下りで停車する時、ブレーキ踏まないで足で止めるとか結構なアホな事してましたね笑

タンクも自分で塗装しましたが、燃えたりガソリンで、塗装がいい感じに剥げて来て、今は、smoked peanuts tankって呼んでます!

左上:ハンドルオーダーメイド
右上:メッキのカバー
左下:手動進角
右下:オイルタンク 純正

ーカスタムはどうやっていますか?

カスタムは今の形で3回目なんですが、最初はルシファーの中澤さんにやってもらい、そのあとはRODSTARの永井さんにお願いしました。毎回ビルダーさんと打ち合わせしながら、あーでもないこーでもないって感じで自分の身体とのバランス考えながらカスタムイメージを伝え作ってもらってます!

ー今この外見に満足していますか?

この形は今も気に入ってますが、そろそろフルカスタムもフルペイントもしたいなーって思ってます。その前にエンジン&ミッションもオーバーホールしたいですね。お店を始めてまだ2年目なんでバタバタしてるのでもう少し後かなー、けれどHRCS(ホットロードカスタムショー)にbarbershopごと出展したいなーなんて思ってます!

ーツーリングの思い出

2012年10月にjitterbug cycleの直樹と2人で1週間休みとって北海道へ、途中に仙台VIBESミーティングに参加する予定でいました。

初日は、雨で地元で待機して、2日目に福島を出発し山形寒河江市で合流ましたがまた土砂降りに遭い一旦直樹の家に戻り仕切り直し。
3日目にしてようやく出発したものの、納車して間もない事もあり、6ℓタンクに1ℓ10キロの燃費を身体が覚えていなく、スタンドある度に給油といううざキャラ全開で、山形から仙台までメイクするという失態に。
仙台市内に到着し、北海道までは日数的にも間に合わないという事で北海道行は断念。そして仙台VIBESミーティング会場に向かう途中、アクセル開ける度にマフラーから火を吹くと共に爆発音の連発で、走るテロリストみたいになってしまいました。

その後、愛車を方向転換する時に転倒させてしまい、必死に起こして、仲間とすぐさま合流したい俺は、直樹に手伝ってもらいエンジン掛けようと、セルなんかないビンテージハーレーのキックを踏みまくるもエンジンがまったく掛からない事態に、それでも踏み続けるのだが…遠くから聞こえる宴の声とはよそに暗闇で、光もない闇夜の中で、野朗2人で、エンジンキックは、この人生で後にも先にも二度と無いと思います笑

その後1時間くらいでなんとかエンジンがかかり、仲間と合流してキャンプしました。次の日も絶不調の単車と共に、なんとか山形までバッテリー交換しながら戻るも、レギュレータがパンクしてる状態、バッテリーの放電が片道切符、走れば走るほど電気がなくなり、その都度直樹に助けてもらいながら山形まで戻ると言う始末。
無事にガレージに生還したのですが、次の日にそこから120kmある福島県会津まで行くために充電満タンにして、山形の米沢向いたどり着くと完全に止まりました。

そしてルシファーの中澤さんに連絡して、レスキューしてもらいなんとか最終日のシンデレラタイムの、夜12時に家に着くと言う鬼ハードな旅になった訳ですが、それは今では最高の笑い話のツーリングの思い出ですね!

ー今後この1951年式 Harley-Davidson FL-PANHEADとどうやって接していきたいか?

先ずエンジン&ミッションオーバーホールをして、それからじっくりカスタムしながら、今まで雑だったメンテナンスなどを意識して、死ぬまで乗って行きたいですね笑笑

ここでは紹介しきれない面白いエピソードがまだまだ沢山ありました。カスタムした1951年式ハーレーダビッドソン FL パンヘッドでバーバーライフ、バイクライフを楽しむ。
今回は福島県会津若松市のwoodysbarbershopのオーナーの上野好孝さんの愛車、1951年式 Harley-Davidson FL-PANHEADでした。ありがとうございました。♪

※バーバーさん、理容師美容師さんの乗る愛車紹介致します。詳しくま編集部までメールください。


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