プロの道具箱 VOL.141せっかくやるなら、好きなことで生きる！TOMOKO

naught
スタイリスト TOMOKO

今世間で注目の「かっこいい女性」。自分の道を突き進み、自分の意見をハッキリ伝えられて、ひたすら前を進む、そんな今支持されているかっこいい女性達。
今回は時代が求めるかっこいい女性、”せっかくやるなら、好きな事で生きる”スタイリストTOMOKOさん。
映画やＣＭ、ドラマ、番組、MV、PV撮影など多岐にわたり活躍されているTOMOKOさんの道具箱とバーバーライフについてお聞きしました。

TOOL BOX TOUR

新しく出た物など気になった物は買って試します。使って試して、いい物を使い続け、メンテナンスなどこまめにしながら大事に使用します。なので、長年愛用の道具が結局使いやすく重宝しています。

SCISSORS

シザー　(6.8インチ〜8インチ)
光シザー／富士／内海／天洋／トギノン／ハイネッタ　など
昔からほぼほぼ変わることなく、研ぎながら長く使い続けてます。

COMB

コームは1番大切にこだわりをもっている道具です。
カットには信山のコームをメインに使用しています。コームのストックは30本以上あります。

アイロンコームはベーク素材を使用しています。
カット・アイロンコームどちらも既製品のままではあまり使用しません。
厚みなど自分の手にしっくりくるまで、時間をかけて何度も微調整しながら研磨をします。
お客様に使用して、手に馴染んできた時が凄くうれしいです。
1番手馴染みのいいコームは、廃盤になってしまいました。宝物なので大事にしまってあります。

CLIPPER

ウォール／パナソニック　など
廃業してしまい新しく入手できないのですがマツオカのバリカンが1番使いやすく好きでした。今使っている中ではウォールのシニアが好きです。速度や歯の間隔や重さなどそれぞれが違うので、お客様やスタイルに合わせていろいろ使い分けています。ECカットの際にはスピーディック0.1㎜を使用してます。

マツオカのバリカン

LAZER

フェザー／シック／貝印など
女性、男性、産毛、髭、肌の状態に合わせて、日本剃刀・西洋剃刀・T字を使い分けています。

TONGS

レンツを現在は主に使用しています。角、丸、平、(元巻き、先巻き)
ソフトからハードまで、お客様の髪質やスタイルに合わせて使い分けしています。

トランスのシルバーアイロンは20年以上愛用しています。
古くから愛用しているアイロンも、現在だと修理が出来ない事もあり残念なのですが、使用出来るアイロンでお店には現在30本以上あります。

AMENITY

整髪料は、いろいろと買って試していますが、しっくりこない場合には複数を合わせて使い分けたりしています。

ACCESSORIES

クロスは消耗品だと思っています。
見た目で選んだりします。カットクロスよりもシェービングクロスを季節に合わせて重視したいです。

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INTERVIEW

理容の技術に誇りをもちながら、美容と融合した施術メニューをー

ー先ず、お勤め先のnaughのショップコンセプトを教えていただけますか？

特殊系ヘアの老舗であるnaughtは、
ブレイディングヘアー（ブラックヘアー）【コーンロウ・ブレイズ・ドレッド・エクステなど】を専門に行うプロブレイダーがいるサロンです。
一人でも多くの方に、ご自身にあったオシャレなスタイルを何度でも気軽に楽しんで頂く為に、低価格でブレイディングヘアー（ブラックヘアー）を日本人に合った形で提案・発信しています。

その中で私は理容の技術に誇りをもちながら、美容と融合した施術メニューを提供しています。

ー東京渋谷で、ブラックヘア、特殊ヘアのサロンですが、お客さんのターゲット層は？また集客はどうしていますか？

ブラックヘアのみのお客様ではなく、カラーやパーマなどのお客様も多々ご来店いただいております。集客はやはり口コミが一番多いように思いますが、SNS等を見たという方もいます。

ーTOMOKOさんにとって店舗運営で大切な事は？

naughtのオーナーのYUKARIさんを筆頭に他スタッフで定期的なミーティングをしてます。

ーSNSでの情報収集は何を利用していますか？

私一個人ではInstagramですかね…

固定概念に縛られずもっと柔軟に色々とチャレンジするー

ーTOMOKOさんの5年後の目標

目標は常にあります。

ーTOMOKOさんが今後理容業界でやりたいことは

技術職には終わりはないので、こうであるべきだ！も悪くはないですが、固定概念に縛られずもっと柔軟に色々とチャレンジしていきたいですね。

ー仕事以外は何をしていますか？今、興味あることってなに？今気になる事は？

スニーカーが大好きなので、お気に入りのスニーカーを履いて出掛けたり、美味しいものを食べに行ったり。あとはiPadでお絵描きしたりです。
コロナ禍なので以前とは違い、仕事以外は殆ど自宅ですが。

ー最後に今回のお話しで、改めて強調したいことは？

naughtはもうすぐ20周年を迎えます。
オーナーのYUKARIさんとは知人を通して10年くらい前にお会いしました。
当時、理容しか知らない私は見るもの全てが驚きでした。時を経て、現在naughtでお世話になっておりますが、毎日　勉強の日々です。
この様な機会は当たり前ではなく感謝しております。そしてお客様には一番に感謝の気持ちです。