月刊理容女子／BARBER GIRLS FILE 28島﨑愛美 SHIMAZAKI MANAMI | ライオン･ヘアサロン･グループ

ヘアーサロンシマザキ（茨城）
島﨑愛美（SHIMAZAKI MANAMI）

「月刊理容女子」では、理容の世界で華やかに働く女性を毎月１名お迎えし、インタビューを交えご紹介致します。
本日第28回目のゲストは茨城県小美玉市で働く島﨑愛美さんです。マンガ、アニメが好きなオタク系理容女子、自分が好きな趣味に向かって一直線な島﨑さん。夢はコミックマーケットでお店のオリジナルグッズを売ること！

PROFILE

[茨城県] ヘアーサロンシマザキスタイリスト
島﨑愛美/しまざきまなみ［茨城県出身］
中央理美容専門学校卒
9月16日生まれ　乙女座
血液型：B型
趣味：コミック収集、アニメ鑑賞、散策しながらフォトシューティング

島﨑さんインスタグラム　http://Instagram.com/shimaswich

INTERVIEW

女性理容師だからみえる目線の提案を入れる―

Q.どうして理容の仕事を選んだの？

家業は3代続く理容室です。私が高校三年生、自分の進路と真剣に向き合ったときに、これといってやりたい仕事がなく、ならばと実家を継ぐ事を考えました。
家系で初めての女性店主もカッコいいかなと思いました（笑）

Q.理容師になって学んだことは？

理容師は一対一でお客様と接する職業です、その人が望んでいることを感じ、またそこから生まれてくる信頼が大切だなと学びました。
また業界、業界外、友達などの繋がり、助け合い、温かさも凄く大切な事だと学びましたね。

Q.理容師になって嬉しかったこと？

私がこの仕事を継承することを、身内や地元の方々、同業の方々が自分のことのように喜んでくれたことですね。特にお店を昔から利用してくださるお客様が、まだまだこのお店に通えると思って頂けたけたことは嬉しかったです。

あと、ご縁があり、SNSで人気の吉本芸人の「オヤカタくん」を一年半モデルさんとして施術出来たことも嬉しかったですね！
地元に帰る前の最後の施術のときには彼のYouTubeチャンネルにも出演させてもらえたのもいい思い出です（笑）

Q.接客対応で心がけている事はありますか？

自分の考えも大切なのですが、お客様のご要望を第一に取り入れつつ、女性理容師だからみえる目線の提案を入れて、上手く擦り合わせながらカウンセリング、そして施術をすることをお客様には特に心掛けてます。

Q.仕事での失敗談ってある。？

今、パッと思いつくものでも色々ありますね（笑）
一番悔しかったことは男性のお客様を施術してその翌月、そのお客様からのご予約の際に「男性のスタッフにお願いしたい」と言われたことですね。
前記で述べたように心がけていても、やっぱり理容業界はまだまだ男性社会で女性理容師は受け入れてもらえないのかなと少し落ち込みました。

Q.好きな技術やこだわりは？

好きな技術はメンズショート、レディースのショートヘアやショートボブが好きです。こだわりはメンズでもレディースでもショートスタイルならではのフォルム（カタチ）にはこだわりますね。理美容師さんの間だとシルエットとも言うのですが、ショートスタイルは切り口がそのままカタチになるので、全体のフォルムのバランスはこだわってカットしています。

SNSで人気の吉本芸人の「オヤカタくん」
オヤカタくんチャンネル　https://youtu.be/e38EDSNM9e8

やるかやらないかの差は、コンテストの一位と最下位の差よりもはるかに大きい―

Q.普段の情報収集は何を使用していますか？（インスタ、FACEBOOK、twitter、YOUTUBE、TV、雑誌など）

主にInstagramとYouTubeが多いです。特にInstagramは日頃から自分が作った髪型をアップするのはもちろんですが、気になる理美容師さんはフォローして、常にインスタを開き、いろいろなヘアスタイルを見られるようにしています。たまに業界誌やヘアカタログも読んだりします。刺激にもなるしモチベーションも上がりますね。

Q.お休みの日は何をしているの？

都内にいた頃はよくオタクの聖地である秋葉原や池袋へ後輩と出向き書店をはしごして趣味のコミック収集や好きなアニメ作品のイベントや原画展など行ってました（笑）。
あとはミラーレスカメラ片手にフォトシューティングしに行きます。

Q.好きな男性のタイプは？

一緒にいて楽しい人、お互いに尊重し合える人、お互いの仕事や趣味を理解し合える人。

Q.理容師恋愛事情あるある。

新卒で就職して数年間は仕事が大変だから婚期が遅くなりがち（笑）あと同じお店（会社）や同業で付き合うことが多い（笑）

Q.今後理容業界でやりたい事。

理容女子を含め、たくさんの人に理容という仕事を知ってもらえるように、いろんな視点から理容業界をみて広めていける活動をしていきたいです。

Q.将来どうなりたい？

四代目店主になり、実家を継承して、地域に愛されるサロンにしていきたいです！そしてこの理容という仕事を通して、育ててくれた地元に恩返ししていきたいです！

Q.今の理容業界に足りないと思う所。

人材教育に力を入れ、社会保険などの福利厚生、有給休暇など理容業界はこれらをしっかり取り入れスタッフが働きやすい環境を作ってあげれば、技術者も育つし離職率も下がっていくのでばないかと考えます。そしてなにより理容を志す理容女子が増えることにも繋がると思います！

Q.理容師を目指す女性に一言。

専門学校を卒業して1〜3年目はつらいことの方が多いと思いますが
「石の上にも三年」という言葉を信じて頑張ってみてください。この仕事が面白いと思える時は必ずやってくると思います。それと今はデジタル社会、「こんなひどい仕上がりだから」と思わずに学生のときからでも自分が仕上げた髪型やワインディングの巻き上がりなどをどんどんSNSにアップしてみてください！
自分の成長日記にもなりますし、自分だけのヘアカタログにもなります。そしてなにより自分が作った宝物を大切にしていってください。
やるかやらないかの差は、コンテストの一位と最下位の差よりもはるかに大きいと私は思います。