月刊理容女子／BARBER GIRLS FILE 49世に男前を輩出しつづける。岡部有里 OKABE YURI

THE PREMIUM BARBER Dampfer（京都府）
Wax&Shaves Wendy（京都府）
岡部有里／おかべゆり

女性の魅力はなんといっても健康的であることが第一です。
そしてアスリート系女子は、とてもピュアで優しい女性が多いそうです。
今回は、仕事も趣味も家庭も完璧にこなすアスリート系理容女子女ということで、なぜアスリート系理容女子が魅力的なのかを紹介します。
”世に男前を輩出しつづける”じぶんらしくここちよく…　仕事に対して必ず目標を置き、なりたい自分になる。スーパーバーバーガール岡部有里さんです。

「月刊理容女子」では、理容の世界で華やかに働く女性を毎月１名お迎えし、インタビューを交えご紹介致します。

PROFILE

THE PREMIUM BARBER Dampfer　マネージャー［京都府京都市伏見区石田大山町］
Wax&Shaves Wendy　代表　女性専用ブラジリアンワックス、シェービング専門店［京都府京都市伏見区南浜町］
岡部有里/おかべゆり［京都市出身］
京都理容美容専修学校［京都府］
1月13日生まれ　山羊座
血液型：O型
趣味：海・スキー・キャンプ・旅行・男前創り

岡部さんインスタグラム　yuri_okabe

INTERVIEW

お客様に対しては、肌のお手入れ、スタイリングなど、プロとしてのアドバイスが大事―

どうして理容師になろうと思ったの？

元々、競技スキーをやっていたので、大学行ってそのままプロになろうかな〜って感じでしたが、高3の夏、スキーって季節商売やん！
と言うことに気づき…
それなら、少し興味のあった、管理栄養士の資格をとって、アスリートの食事サポートしよ！と思ったのですが、それはかなり狭き門やで…と、友達のお父さんに教えてもらい…
ふと足元を見ると、実家がbarbershopで、バリバリ職人気質の父親の背中を見て育った事もあり、努力次第で結果出るし楽しい仕事かも！と思ってこの世界に飛び込みました。
理容師と美容師どちらでも良かったんですが、カミソリ使えるお得感に惹かれて理容師を選びました。

競技スキーですか？　赤と青のポールを立てて、そのコースの最速を競います。オリンピック競技にもあるアルペンスキーってやつです。
100分の1秒の世界ですね。

そんな競技スキー選手から理容師になって嬉しかったことは？

子供達から、ママカッコいい！って言われる事。

では理容師になって学んだことは？

職人の世界、人と人の繋がりの大切さ

実家で修行していましたが、父親は超職人肌で、仕事に対して一切妥協のない人だったので、仕事に対する姿勢(徹底した掃除、仕事道具を大切にする事、体調管理、練習をやり続ける事など)、はその背中から学びました。コンテストで全国でも5本の指に入っていた人なので、技術はぶっ飛んで上手かったです。吸い込まれるようなグラデーションの刈り上げは、未だ敵いません。練習中『ミクロの世界…』を連呼してたのがコンテスターらしいです笑

実家で修行していた先輩が、私の入った1年後に独立する事がすでに決まっていたので、自然な流れで免許取得から1年でデビューせざるを得ない状況になりました。
その時の事は、無我夢中過ぎて記憶喪失ですが、コンテストに出る事が早く綺麗に切る近道や！と言われ出てました。
そこで色んな仲間や、横の繋がりが出来て、他支部の練習会にも参加させてもらったり、しんどいながらも仲間のお陰で楽しく過ごしてました。
いざデビューすると、ありがたい事に、お客様が友達を紹介してくれたりと、どんどん輪が広まって、人と人との繋がりの大切さを知りました。技術がまだまだ未熟だった為、カルテが真っ黒になる位のお客様の情報を書いてましたが、その習慣が未だ抜けず、ポスレジ入力&不足分はカルテに記入してます…

岡部さんの接客対応で心がけている事は？

初めてのお客様に対しては、髪型、肌のお手入れ、スタイリングのお悩み、シャンプーのやり方など、プロとしてのアドバイスがほとんどです。
常連様に対しては、カッコ良さ✖︎居心地の良さのバランスをとるようにしています。

理容の仕事のどこが好き？

カッコよくなるのは当たり前で、お客様自身がまだ気付いてない魅力を引き出せたり、髪や肌、育毛や脱毛…お悩みを一緒に解決出来る所！
そして、「笑顔」と「ありがとう」のシャワーが沢山浴びられる所。