鎌倉殿のバーバー　プロの道具箱 VOL.157いつだって洒脱でいく！竹田博喜 TAKEDA HIROKI

NEW CLASSIC SHIP（ニュークラシックショップ）
オーナー　竹田博喜／TAKEDA HIROKI

前にZ世代について考察した、育った時代によって価値観の違い、SNSを使いこなす若者たちの考え方。彼らは自分らしさを追求する事が重要で、SNSで「いいね」をもらい、どう注目されるかが重要で自分の好きなものが評価され共有される事で自分らしさを維持している。

これからの時代に大切なことは、自分らしさを追求することだろう。自分らしさを表現出来る人は、何かを学んだ瞬間、すぐに自分に取り入る事が出来ます。新しいアイディアや発想を受け入れる準備が出来ています。そして、スピード感が圧倒的に違います。
好きなものを好きと言える、大切にしているものを大切にできる、素直に思っていることを発信できる。こののように、自分を偽らずに自然体でいれる状態が一番重要なのだ。

自分らしさを追求し、表現することで、評価され、共有し、そしてそこから新しコミュニティーを構築することがこれからの新しい取り組みをする上で重要となるのではないか。

今回のプロの道具箱は神奈川県の歴史ある街の鎌倉でクラッシクとモダンが交差するサロンで自分らしさを追求する竹田氏。
「いつだって洒脱でいく！」バーバーの可能性を開く、NEW CLASSIC SHOP 竹田氏の道具箱とバーバーライフをお聞きしました。

TOOL BOX TOUR

道具は格好いいと思う物しか使いたくない、そして、格好いい物をしっかり使いこなせるように、自分の手に馴染ませる。

SCISSORS

ハサミはmizutani シザー
シュコーラムマスター
エレメントセニング

CLIPPER

バリカン、クリーパーはWAHL
100years clipper
5 star cordless Detaler
5 star finale

AMENITY

整髪料は今はBROSH、ルーゾー、アッパーカット、lincなどと、気になるものはいろいろ使って日々試しています！

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FACILITY

シックな色を基調とした内装が落ち着く。居心地が良い雰囲気、店内はアートと音にこだわり、シンバルの傘の照明が温かい光で店内を演出。

スピーカーはmicrosoundsistem（@micro_soundsystem）という、サウンドシステムを作ってるところにオーダーでお願いしました。これは僕が昔からREGGAEが好きでいつかサウンドシステムが欲しいと思っていたので、購入しました！

BGMはHIPHOP、REGGAE、JAZZなどのブラックミュージックを中心に流してます。

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INTERVIEW

30年後でも自分が働いていたいと思う店にしました。ー

ーNew Classic Shop のショップコンセプトを教えてください。

ショップ名はNew Classic Shopとつけたのですが、僕は昔から好きなものはずっと好きでい続けることが多く、classicなものはもちろん、新しいものも好きで、それをmixできたらいいなーという思い。そして、鎌倉という歴史ある街の中には、常に新しい物に出会う機会も多く、New Classic Shopという名前に至りました。

クラッシクでありモダンなイメージの店内お店ですが、デザインするにあたってのイメージは？

シックなイメージにしたく、そして、どこか落ち着くspeakeeasyな社交場をイメージしました。30年後でも自分が働いていたいと思うものにしました。
一度イラストでイメージしたものを、仲間の大工さん達と細部までこだわって作ってもらいました。こんなに細かく言われるのは初めてと言われました。

なぜ鎌倉の地にオープンされたのですか

鎌倉には2010年から住んでいて、前職場も鎌倉だったので、必然的に鎌倉に出すことは決めていました。物件探しは一年ほど探しました。
その中で鎌倉の中でも中心地の鶴岡八幡宮の近くのこの物件と出会いました。

※歴史の町鎌倉には源、北条氏のもとで繁栄した鎌倉時代の寺院が点在し、趣深い禅宗文化が感じられる。円弧を描く海岸線沿いを江ノ電が走り、美しい風景が広がる街並み。

お客様のターゲット層、集客はどうしていますか

観光地ど真ん中にありながらも、KAMAKURA LOCAL SERVICEを掲げているので、基本は地元の男性。集客は繋がり、紹介、地元の飲み屋などに行く事で、たくさんの方々に来店頂いています。

竹田さんにとって店舗運営で大切な事は？

人との繋がりを大切にしています。
鎌倉の人々、仲間、同業者、面白い事をやろうとしてる人などと日頃から面白い事をする事を考えてます。

店内の造作で一番大変だったところ、一番高価だったところは？

構造で大変だったところは、いろいろありますが、みんなでタイルを貼った事が大変でした。
オープン日を決めていたので、それに合わせて時間が限られてる中、協力してくれた仲間達に感謝です。
一番高かったとゆーか、一番こだわったのは看板替わりになる、サインペイントです！
何も知らない方が店舗を見た時にカッコ良さを追求した時に、サインペイントは外せませんでした！
その中でも一番気になったサインペインターの竜太さん（@ryuta_san_dude_signs）
にお願いをして、オープン前1週間で書き上げて頂きました。最高にカッコよく仕上げていただき、お客様にも大変好評です。

これからお店をオープンさせたい方へのアドバイスはありますか

なかなかアドバイスは難しいですが、自分のスタイルを出したお店をやるのがいいかと思います。とにかく自分が楽しいと思うことをやる人が増えたらいいなーと思います。
長い期間続けていきたいお店であれば尚更、お店のカラーが大切になっていくかと思うので、自分も楽しんで、スタッフも楽しめるお店であれば、必然的にお客さんはついてくる気がします。