プロの道具箱 VOL.124tt hair BARBER SHOP | ライオン･ヘアサロン･グループ

tt hair BARBER SHOP
owner stylist　岡島正志（OKAJIMA TADASHI）

岡山県倉敷市でバーバー仲間と一緒に倉敷のローカルバーバーシーンを盛り上げるリーダー的存在の岡島さん。今回はそんな岡島さんのこだわりの道具とバーバーライフについてお聞きしました。

TOOL BOX TOUR

「見た目も重要なのですが、自分の足りない技術を補ってくれるものを―」

DIYで製作したクリッパーワゴン
男ならではの収集癖があるので、好きなブランドで統一したいですね。

SCISSORS

今はmizutaniシザーをメインで使っています。
セニングは15％、30％2本入れています。セニングシザーは2本ともハンドルはメガネにしています。師匠から頂いたシザーハイネッタ（左２番目）は薄くなって逆に使い易いのでずっと使用しています。

デニムの街「倉敷」ですので、デニムシザーケースを使っています。

CLIPPER

全てWAHL製品です。見た目のカッコ良さも重要ですが、モーター、重量、刃の形状など、クリッパーメーカーならではのこだわりが気に入っています。

COMB

YSパークで統一しています。

ブラシには特にこだわりは無く、どちらかと言えば仕上げコームの方が重要で、５種類くらいの中からスタイルに合わせ使い分けています。

SHAVIING

WAHLのグルーミングセット　ディスプレイにもなりすごく気にいっています。
ネックライン、眉、産毛は１枚刃できっちり剃り、髭はお客様の肌を考えジレットの５枚刃、３枚刃を使い分けています。

AMENITY

水性ポマードをメインで使っており、お客様に好みに合わせて使い分けをしたり、季節感に合わせ、匂いでチョイスしたりします。

ACCESSORIES

地元岡山の「中村商店」のカットクロスを使用。

FACILITY

倉敷の中心部にお店を構える、バーバーショップ。
倉敷市役所に近く、大通りに面しており交通の便も良いです。
お客様の年齢層は幅広く、最近はフェードスタイルの若いお客様も増えました。

2002年から営業、6年前にナチュラルな感じの雰囲気からモダンな感じに改装しました。
クリッパー綺麗に並べておけば、インテリアの一部としても楽しめますよ。
来店されるお客様の年代の幅広いので、コテコテのアメリカンバーバー風にならない様にしています。

ACTIVITIES

元々は理容組合の青年部でしたが、より自由に活動する場を求め、外部団体として仲間と共に立ち上げました。
メンバーは全員が個人事業主で年齢は30～50代まで幅広く、組合コンテスト経験者もおり、技術やSNS等で見つけた情報の共有をしたり、月2回の合同トレーニングをしたり、自分の為、お客様の為に日々技術向上を目的としています。
今は、コロナ禍でイベント等も出来ませんが、今後状況次第で企画していきたいと考えています。

Kurashiki barber の集合写真

一昨年の岡山県理容組合青年部主催のセミナーフェス
私達のkurashiki barberに与えて頂いた約50分のステージでは、メンバー総出でカット、セットを披露。フェードスタイルの良さ、理容技術の良さなど、最近のバーバースタイルを組合員様にアピールさせて頂きました。
また、LAYRITE japanのmasaさんに協力頂き、バーバースタイルに必要不可欠なポマードについてレクチャーをして頂きました。