月刊理容女子／BARBER GIRLS FILE 30山根アキナ YAMANE AKINA | ライオン･ヘアサロン･グループ

DEAR BARBER（大阪）
山根アキナ（YAMANE AKINA）

「月刊理容女子」では、理容の世界で華やかに働く女性を毎月１名お迎えし、インタビューを交えご紹介致します。
本日第30回目のゲストは大阪府大阪市天王寺区で働く、かわカッコいい理容女子の山根アキナさんです。理容に本気に取り組む、本気で夢を叶える理容女子。そして休日はゲーマー女子の山根さんを紹介いたします。

PROFILE

[大阪府] DEAR BARBER
山根アキナ/やまねあきな［島根県隠岐島出身］
大阪中央理容美容専門学校
1992年9月29日まれ　天秤座
血液型：O型
趣味：カフェ、アウトドア、音楽鑑賞、写真

山根アキナさんインスタグラム　@dear_barber_yamane

INTERVIEW

知識の幅を広げれるように、休日は街に出て様々な場所に行く―

Q.どうして理容の仕事を選んだの？

私の父親が理容師で、父がカッコイイなと思うようになり理容師になる事を決意しました。
家ではダラダラの父が、仕事の時は顔が違った。そのギャップがかっこいいと思いました。

Q.理容師になって学んだことは？

お客様へのお声かけがとても難しかったです。
自分が敬語と思って使っていた言葉が実は敬語ではなく、若者言葉だったということも多く、お客様との会話、言葉遣いはとても勉強しました。

～しときましょうか？や、～円からのお返しになります。などをよく使っていましたが、実は間違いだと気づきました。

Q.理容師になって嬉しかったこと？

理容師として、いかにその人の生活を豊かにできるか。
それができた時にとても嬉しい気持ちになり良かったと感じます。

Q.接客対応で心がけている事はありますか？

お客様がサラッと言った言葉を、聞き逃さないようにしています。
特に気になっている箇所については、次回来店される時に、前回のスタイルはどうでしたかとカウンセリングをします。その時に前回〇〇と仰っていましたがどうされますか？と自然に話題にだして、お客様に安心して頂ける工夫をしています。

Q.自身のスキルアップの為にしている事は？

カットに固執しないことです。
私の短所は、ひとつのことに集中してしまうと周りが見えなくなってしまう事です。そうならない為に常に自分を俯瞰で見るように心掛けています。そして自分の知識の幅を広げれるように、特に休日は街に出て様々な場所に行くようにしています。

お客様の悩みや生活スタイルを聞いてベストなスタイルを提案―

Q.好きな技術やこだわりは？

これといって特に好きな技術はありません（笑）
私にとって、どのスタイルも好きなので、お客様の悩みや生活スタイルを聞いてベストなスタイルを提案します。

Q.仕事での失敗談ってある？

「この写真くらい短くして」の要望で、見たまま短くしてしまい、お客様を不快にさせてしまった事がありました。長さが判断しにくい写真でしたが、しっかりお客様に確認するべきだったなと反省しました。

Q.普段の情報収集は何を使用していますか？（インスタ、FACEBOOK、twitter、YOUTUBE、TV、雑誌など）

Instagramをよく利用します。

Q.お休みの日は何をしているの？

愛犬の”ゆき”と”まる”の散歩や買い物、洗濯など基本家のことをしています。そのあとは友達とFPSの荒野行動とかエーペックスレジェンズとかの3Dガンシューティングゲームで遊んでます（笑）

※FPSとはFirst Person Shooterの略で、一人称視点のシューティングゲーム。

Q.好きな男性のタイプは？

ご飯を美味しそうに食べる人です！

愛犬まる

見て覚えろという精神が残っているところー

Q.今後理容業界でやりたい事。

理容を散髪だけにせず、もう一声何かを加えたら面白いと思ってます。何かはまだ分かりませんが…

Q.5年後の目標

5年後は33歳なので本厄真っ只中だと思いますが、健康に気をつけて過ごしてたいです（笑）

Q.今の理容業界に足りないと思う所。

見て覚えろという精神が残っているところです。
以前働いた職場で実際にあった事ですが、先輩に聞いても無視や舌打ち、営業中に外に呼び出されて罵倒されたりは日常茶飯事でした。なぜそうするかの説明と、理解させる環境がとても大事になると思っています。

Q.理容師を目指す女性に一言。

まず初めに、理容師を目指してくれてありがとう。
あなた達はきっと貴重な人材になれます。最初は覚えることばかりで、たくさん失敗していいと思っています。むしろ率先して動いた方が先輩達にもいい刺激になり、可愛く見えたりします。
男性が多い業界で、「美容師じゃなくてなんで理容師なの？」って言われることが多いと思います。女の子は特にかもしれません、私も過去に差別的な発言をされたりした事もあります。ですが、女性BARBERだからこそ気付く事、出来る施術があるので私はこの仕事に誇りを持っています。珍しい＝貴重は自信に繋がります。これからの理容業界を一緒に盛り上げていきましょう。