香川県、理容女子、神社ガール 月刊理容女子/BARBER GIRLS FILE 74
It’s My Style 理容女子の取扱説明書💖HIKARU

HIKARU/ひかる (香川県)

1994年生まれの女性は、デジタルネイティブ世代の初期で、情報収集が得意。流行を追いつつも「自分らしさ」を大切にし、好きなことにとことんハマるタイプが多い。働き方に対して柔軟な考えを持ち、責任感が強い一方で、本音は繊細な一面も。テクノロジーに強い反面、伝統や精神的なものにも興味があり、神社仏閣や歴史に惹かれる傾向もある。自由な発想と芯の強さを持ちながら、自分のスタイルを貫く世代。

今回の「理容女子」は、アイリストから理容師へと転身し、大阪での経験を経て香川県へ移住。4月からはフリーランスとして新たな一歩を踏み出す、ひかるさん。

理容の世界に飛び込んだきっかけ、これまでの経験を通じて感じたこと、そして業界への熱い想いを語ります。仕事に全力を注ぎながらも、心を落ち着かせる時間を大切にし、趣味の神社巡りでリフレッシュ。変化を恐れず、自分らしいスタイルを貫きながら挑戦を続ける彼女のストーリーとは――。

月刊理容女子 VOL.74「It’s My Style」
バーバーガールの取扱説明書、ひかるさん登場!

「月刊 理容女子」では、理容の世界で華やかに働く女性を毎月1名お迎えし、インタビューを交えご紹介致します。

PROFILE

HIKARU/ひかる
兵庫県出身
1994/6/12 戌年
牡牛座のA型

【趣味】
神社巡り、サウナ、ダイビング、キックボクシング
【好きな食べ物】
お寿司、チーズ系、ラーメン

HIKARUさんのInstagram

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INTERVIEW

1. 理容師としてのキャリアときっかけ

「理容師になろうと思ったきっかけは?」

沖縄のとあるバーバーを訪れたとき、タトゥーがたくさん入ったお兄さんが、ものすごく手際よく髪をカットしている姿を見て衝撃を受けました。これまでいろんな仕事を見てきましたが、初めて「これだ!」とビビビッときた瞬間でした。

それに、周りの女の子と違う仕事がしたいという気持ちも強かったですね。バリカンとハサミさえあれば、どこにいても仕事ができる。ようやく「やりたい仕事」を見つけたと感じました。

「美容師ではなく理容師を選ぶ理由は?」

実は、女性相手のお仕事がちょっと苦手で……(笑)。昔から男友達が多かったのも、そういう性格だからかもしれませんね。理容の世界の雰囲気や、技術の精密さにも惹かれました。

「この仕事を続けてよかった!と思った瞬間は?」

やっぱり、お客さんに喜んでもらえた瞬間ですね。
「街を歩いてたら、髪型カッコいいって声をかけられた!」と嬉しそうに話してくれるお客さんを見ると、どんな大変なことがあっても「この仕事を続けてよかった」「もっと頑張ろう」と思えます。

「これまでのキャリアの中で転機になった出来事は?」

初めて働いたお店が リッパーズ だったことです。もともとアイリストをしていたので、理容師の経験はもちろん、美容師としての経験も全くなかったのですが、ゼロから根気強く育てていただき、今の私があると思っています。

仕事は厳しかったですが、その分、理容師としても人としても大きく成長することができました。本当に貴重な経験をさせていただいたと感じています!

2. 理容師ならではの悩みと本音

「お客様を担当するとき、気をつけていることは?」

その日の気分や、ちょっとした発言を見逃さないことですね。
お客様の雰囲気や言葉の端々から、「今日はリラックスしたいのかな?」とか「何か気分を変えたいのかな?」と察して、できるだけその気持ちに寄り添うようにしています。
髪を切るだけじゃなく、その時間が気持ちよく過ごせるようにするのも大事な仕事だと思っています。

「得意な施術や接客のスタイルはある?」

得意な施術は細かい作業ですね!特に最近はツイストスパイラルが得意です。

接客のスタイルとしては、お客さんに非日常を味わってもらいたいので、飽きさせないように楽しく会話しながら接客するのを大切にしています!

ーひかるさんの飽きさせない楽しい会話は?ー

お客さんに合わせて会話の内容を変えることが大事だと思います!例えば、趣味や仕事の話を広げたり、流行りの話題やスポーツ、映画、ファッションなど、興味を引きそうな話を振ることが多いです。

あとは、「今日はどこか行くんですか?」とか「最近何かハマってることあります?」みたいに、自然に話を引き出すように意識しています。お客さんが話しやすい雰囲気を作ることで、リラックスして楽しんでもらえたら嬉しいですね!

「理容業界の働き方や環境について、実際のところは?」

お店によってレッスンの厳しさやルールの違いはありますが、最終的には「その人次第」だと思います。
どんな環境でも、自分がどれだけ学びたいか、成長したいかで変わってくるので、結局は自分の姿勢が大事ですね。

「体力的に大変なことは?(長時間の立ち仕事・手荒れなど)」

体力的には全然平気なんですが、最近ちょっと肩こりが気になります(笑)。
手荒れに関しては、なぜか昔から全然なくて……そこは親に感謝ですね。

肩こり対策には筋トレとキックボクシングです!全身を動かして血流を良くすることで、むくみや肩こりがスッキリ解消。でも、その代わりに筋肉痛がしっかりやってきます(笑)。

3. お客様との信頼関係と接客

「お客様との信頼関係を築くために心がけていることは?」

まずは、お客様が何を求めているのかをしっかり理解すること。そして、そのイメージをできる限り完璧に再現することを大切にしています。理想のスタイルに仕上げることで、「またお願いしたい」と思ってもらえるよう心がけています。

「初めて担当するお客様に対して意識していることは?」

初めてのお客様は、きっと緊張していると思うんです。特に女性理容師が担当するとなると、少し構えてしまう方もいるかもしれません。だからこそ、まずはしっかりコミュニケーションを取ることを大切にしています。会話を通じてリラックスしてもらい、安心して施術を受けてもらえるよう心がけています。

「これまでで印象に残っているお客様は?」

ドイツ人のお客様をカットさせていただいたときのことが、とても印象に残っています。その方は日本を旅行中で、なんと48日間かけて歩いてお遍路を巡ったそうなんです。その話を聞いたときは本当に衝撃でした。日本の文化にそこまで深く触れようとする姿勢に感動し、逆にこちらが学ばせてもらった気がします。

「クレームやトラブルがあったとき、どのように対応する?」

そもそもクレームやトラブルが起こらないように、常にお客様としっかり向き合いながら接客することを大切にしています。丁寧なカウンセリングを心がけ、お客様の希望を正確に把握することで、トラブルを未然に防ぐよう努めています。もし何かあった場合も、まずはしっかりお話を聞き、誠実に対応することを心掛けています。




4.理容師としてのこだわりと技術

「得意な施術やスタイルは?」

得意なのは 顔剃り です。これは自信を持って言えます。仕上がりの滑らかさや心地よさにはこだわっていて、お客様に「気持ちよかった!」と言ってもらえる瞬間が何より嬉しいですね。

「技術を磨くために意識していることや、普段の練習方法は?」

常に 疑問を持ち続けること を意識しています。「もっといいやり方はないか?」「この技術をさらに向上させる方法は?」と考えながら施術することで、成長につながると思っています。日々の仕事の中でも、自分の動きを振り返り、改善点を見つけるようにしています。

「これまでで一番成長を感じた瞬間は?」

実は「この瞬間が一番!」というのはなくて、コツコツ積み重ねていく中で、ふと「前よりちょっと良くなってるかも?」と感じる瞬間の繰り返しですね。毎日の小さな成長が、自分を少しずつ前に進めてくれていると思います。

5. 収入・キャリア・今後の目標

「今の給料で満足してる??生活は余裕ある?」

生活には余裕がありますが、余裕がないものといえば、年々体力の余裕が無くなってきているのと、やりたいことが多すぎて時間はいくらあっても足りないことですね笑
「余裕がない」と感じるものって、そのときの状況や気持ち次第で変わりますよね 😊

ー余裕がないものって?ー

時間や体力、人間関係のストレス、責任、健康、環境の変化…いろいろありますよね。 私自身、都会から田舎に引っ越したことで、心と時間に余裕が生まれました

「今後のキャリアプランは?自分のサロンを持ちたい?」

将来的には 自分のサロンを持ちたい と考えています。サンセットが見える、海の近くの場所で、お客様がリラックスできるような空間を作れたら最高ですね。そんなサロンを想像しながら、今は技術を磨き続けています💭

「理容業界がもっと多様な人材が活躍できる場になるには、どんな変化が必要?」
もっと女性理容師が活躍できる環境になってほしいと思っています。そのためには、世界の理容業界の情報がもっと簡単に手に入るようになれば、女性理容師の魅力や可能性が広く知られ、活躍の場も自然と増えていくはずです。認知が広がれば、理容業界に興味を持つ女性も増え、多様な人材が集まりやすくなると思います。
ー世界の理容業界の情報には、最新のカット技術やトレンド、海外の女性理容師の活躍事例、理容室の働き方や教育システムの違いなどがあります。また、各国のバーバーカルチャーや市場の動向を知ることで、日本の理容業界の可能性も広がるはずです。こうした情報がもっと手軽に入るようになれば、特に女性理容師の活躍の場が増えると感じています。ー

6. これから理容師を目指す女性へのアドバイス

「理容女子を目指す人に伝えたいことは?」

心が折れそうになる瞬間はきっと何度もあると思いますが、自分を信じて突き進んでほしいです。どんなに大変でも、続けていれば絶対に道は開けるし、必ずなんとかなるから大丈夫!自分のペースで、焦らず進んでいけばきっと成長できるので、信じて頑張ってください。

「理容師として成功するために大切なことは?」

とにかく 継続 だと思います。どんなに忙しくても、どんなに小さなことでも、日々の努力を積み重ねることで技術が磨かれ、お客様との信頼関係も深まります。諦めずに続けることが、成功への一番の近道だと思っています。

「この仕事の魅力をもっと広めるためにやりたいことは?」

色々なイベントに参加して、カットショーを通じて理容の魅力を広めていきたいです。特に、チャリティーイベントにカットで参加して、理容の楽しさや技術をもっと多くの人に知ってもらえたら素敵だなと思います。イベントを通じて、理容の可能性を広げるきっかけを作りたいです。




7. 理容女子の好きなタイプ・恋愛観

「どんな男性がタイプ?髪型の好みとかある?」

とにかく 漢!! みたいな人がタイプです(笑)。あと、しっかり コミュニケーション を取ってくれる人がいいですね。髪型の好みは、黒髪スキンフェードのクロップ が好きです!笑

芸能人や有名人で言うと、ドゥウェイジョンソン、ジェイソンステーサム笑

ドゥウェイジョンソン ※元プロレスラー
ジェイソンステーサム ※俳優:「ワイルド・スピード」シリーズ等

「仕事で疲れたとき、どんな癒しがあると嬉しい?」

家に帰ったら ご飯ができている! というのが、一番嬉しいかもしれませんね(笑)。疲れて帰ったときに、その一瞬でリラックスできるのが最高です🤣

「付き合うなら同業者?それとも別業界の人?」

えー、全然どっちでも大丈夫です!でも、やっぱり特殊な仕事なので、その仕事に対して理解がある人ならば、どんな業界の人でも全然OKです。お互いに尊重し合える関係が一番大切かなと思います。

「理容師の彼女を持つなら、相手に理解してほしいことは?」

疲れている時 は、そっとしておいて欲しいですね。仕事が忙しくてヘトヘトな時は、少し一人の時間が欲しいと思うこともあるので、理解してくれると助かります。

8. 理容室での恋愛エピソード

「お客様との恋愛ってアリ?」

んー…。これをアリにしちゃうと、お客さん全員が対象みたいになっちゃうので、私的には無しですね。 やっぱり、お客様とはあくまでプロとして向き合いたいと思っています。

「彼氏の髪をカットすることはある?」

全然あります!むしろ、自分の好みの髪型にできるので、**私的には得しかないですね。**笑

「お客様の恋バナを聞くことも多い?どんな話が印象的?」

恋バナもたまに聞きますね。中でも 「友達に彼女を取られた」 って話は衝撃的で、めちゃくちゃ印象に残っています(笑)。そんな話を聞くと、お客さんと一緒に「それはキツいですね…!」って盛り上がっちゃいますね。

9. 結婚や将来のパートナーについて

「理容師の仕事と結婚、両立できる?」

うわ〜、難しいですね(笑)。正直、自分は結婚に向いてないタイプかなとも思うんですが、仕事に理解があって、支え合えるパートナーがいれば両立は十分できると思います。お互いに助け合いながら、自分らしく働ける環境を作れたら理想ですね。

「将来、家庭と仕事のバランスをどう考えてる?」

何歳になっても、きっと仕事優先!理容師としてのやりがいや成長を大切にしながら、自分らしく働き続けたいと思っています。

「結婚相手に求める条件ってある?」

もし結婚するなら、家事をちゃんと分担できる人がいいですね。それと、私のやることにいちいち文句を言わない、細かいことを気にしすぎない人が理想です。おおらかで、一緒にいて気楽な関係がいいなと思います。

ありがとうございました。♪

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