FRANK’S CHOP SHOP (京都府/ニューヨーク)
Miyuu/みゆう
異国で働くという夢を持ち、そしてそれを実現させる為には、まず、自分の専門性を高めることに注力しなければなりません。そして一歩を踏み出さないと夢のままで終わってしまいます。
努力を怠らず、あきらめずに追い続けていれば、夢は必ず実現します。
今の20代には、自分のやりたいことがあること、理解してくれる素晴らしい親がいること、支えてくれる人がいること、そういった事に感謝しつつがんばっていって欲しいです。
人生で一回は、「よその国に暮らす外国人」というマイノリティ社会的少数派の立場を経験するのも良いのだろう。日本にずっといるのでは見えないものが必ず見えてくると思でしょう。
今回は、小学校の夢は’”海外で生活する”こと、そのために世界中どこでも就ける仕事として理容師になった女子 ”NEWWEST GENERATTION” 新世代 京都とニューヨークをまたにかけるバーバーガール Miyuuさんです。
「月刊 理容女子」では、理容の世界で華やかに働く女性を毎月1名お迎えし、インタビューを交えご紹介致します。

PROFILE
Frank’s chop shop[京都市中京区/ニューヨーク]
Miyuu/みゆう[大阪府出身]
関西美容専門学校、西日本ヘアメイクカレッジ学校卒
11月5日生まれ 蠍座
血液型:A型
趣味:ダンス、ミュージック、愛犬と遊ぶこと
みゆうって名前は、母がミュージックからとってつけてくれたんです。
兄の影響もあって、小さい時から色んなジャンルの音楽を聴いていて、小学生の時には大きくなったら海外で生活すると決めていました。
そのために世界中どこでもやっていける仕事をしたいと思っていたんです。
Miyuuさんインスタグラム meyou.pma
INTERVIEW
お客さんの反応は毎日オーディション受けてる感覚―
どうして理容師になろうと思ったの?
小学生の時からダンスをしていて、バトル前にみんなが行く美容室があったんです。そこで髪を編んでもらってたお兄さんが、ニューヨークに行っちゃって。
二十歳の時自分がニューヨークに行くタイミングで、その人に会いに行ったんですけど、待ち合わせ場所がFRANK’S CHOP SHOPで、それが人生で初めて見たBarber shopだったんです。
衝撃的かっこよさで、ここで働きたい!って思いました。
その後は違う仕事をしてたんですけどずっと頭から離れなくて、京都店がオープンするときに理容師になりました。
衝撃的な経験があり、実際に理容師になってどう?
毎日オーディション受けてる感覚
お客さんが喜んでくれたら合格通知もらった気分になってめっちゃ嬉しい。
あとたまにDMとかストーリーに上げてくれたりしてるの見ると、嬉しくてにやにやしちゃう。笑
では理容師になって学んだことは?
彼女の話や、狙ってる子に対するアプローチとか、素敵な話からゲスい話まで色々お話しされるので勉強になります。笑
Miyuuさんの接客対応で心がけている事は?
接客で心がけてることは当たり前のことばっかりであんまり思いつかないけど、最後にセットする時は彼氏のセットをする気持ちでやっています。
理容の仕事の好きなところ?
好きな人のどこが好きとかってわかんないのと同じ感じ?笑
ニューヨーク店で
知らない女の子からブチギレDMきたのでお客様さんのDMの返信には気を付ける―
Miyuuさんの好きな技術やこだわりは?
こだわりというか、自分は襟足をテーパーにしてラインを細めにとるのが好きで、注文がなければみんなそれになります。
好みだと思うけど、誰でも色気が3割増しになる!
自分で切っても、ドキッ💖としてます。笑
仕事での失敗談を教えて
仲良いお客さんから今日はありがとうってDMが来て、「こちらこそー」って返したら、知らない女の子からブチギレDMきたので、それからは「またカットしにきてねー」とか、つけるようにしてます。笑
お休みの日は何しる
とこや(犬)連れて出かけたり、友達と遊んだり、デートしたり、普通の女の人ですね。笑
愛犬の名前”とこや”なんですね、可愛いですね笑。Miyuuさんの好きな男性のタイプは?
生き方がかっこいい人。
あとゴキブリが怖いので、出たらちゃんと対処してくれる人!
芸能人は分からないです。喋ったことないとタイプかどうかもわかんない。笑
好きな音楽、好きなアーティストは?
レゲエが好きです。
アーティストで言うのは難しい、、シュガーマイノットとかかな。イーカマウスとかも好きです。
でも髪を切る前に聴くのはG-funk
ちょっとサグな気分になると人見知りがマシになる!
切る時は普段P-funkだけど最近はグランドマスターフラッシュにハマってます。笑



二兎追うものしか二兎得られない!
ニューヨークのバーバーで働いたMiyuuさんですが、日本とニューヨークのバーバーの違いを教えていは?また海外勤務の経緯と期間を教えてください。
まず、ニューヨークのロチェスターにFrank’s chop shopの新店ができることになって、そのオープニングメンバーとして5月のオープンに合わせてアメリカに行きました。
最初はロチェスターに3ヶ月いる予定だったのですが、同時期にニューヨークの本店で沖縄のbarberが働き出したって聞いて。
彼は私が20歳の時にできなかったことをやっていて、単純にすごいなって気持ちと、私も気持ちだけは負けてない!っていう気持ちがどんどん膨らんでいきました。オープンから2週間ちょっと経ったときに、ロチェスターのオーナーにお願いしてロチェスターを抜けてすぐにニューヨークに行きました。
ニューヨークについて、マイク(chop shopのオーナー)と話をして、そのまま残りの2ヶ月ちょっと、本店で働きました。
最初の方にお話しした、この仕事を始めるきっかけになった、いのくんの横で働くことを5年以内の目標にしていたのもあって、死ぬほど嬉しかったです。
日本とニューヨークのお客さんの違いはチップ。
元々態度に出す人が多いので分かりやすいですが、
納得いかなければもらえないし、100ドルもらえる時もあったり、ジャッジが分かりやすくていいなと思いました。
スキルで衝撃を受けたのはラインアップ
アメリカのレザーの刃は薄いんですけど、すごい刃角で顔から白い粉が出るまでガリガリ削るんです。
普段刃のあたりを知りたい時、実際に刈り上げてもらったり剃ってもらったりするんですけど、それだけは本当に怖くてお願いできなかったです。
アメリカでの生活でマイノリティ(アジア人であることの社会的少数派)みたいのは感じました?
特になかったです。
正直女であることだけで見ると日本の方が感じます。
生活の中でアジアンヘイトは少しあったけど、自分の場合踊れば嘘みたいにひっくり返って沢山の人と仲良くなれたし、仕事面で言えば、え!君が切るの!?って何十回と言われたけど少数派であることがプラスになることの方が多かったです。
目標を現実にしているMiyuuさんですが、将来どうなりたい?
スペシャルになりたい笑
めっちゃかっこいいダンス踊る、めっちゃかっこいいBarberになれるように頑張ります。
二兎追うものしか二兎得られない!
名言、最高です。では5年後の目標
実は理容師になって最初に立てた5年後の目標を最近叶えたばかりで。
なので今次の明確な目標がある訳ではないのですが、
先日ニューヨークでBarber.conというイベントがあって、ブラザーズの西森さん、代表の大輔さん、アパッシュのまささん達とBROSH枠で参加させてもらったんです、そのときに初めて西森さんたちが仕事してるとこ見たんですよ笑
普段遊んでるときは優しくて面白い人たちだけど、すごくかっこよくて、自分の周りって本当に凄い人たちばっかりなんやなーと、改めて思ったと同時に自分がオーディエンスなことも痛感しました。
なので5年後は同じ土俵に立ちたいですね。
別にステージに立ちたいとかそういうことではなくて、自分がかっこいいと思う人達に一緒に仕事したいと思わせるくらい自分もかっこよくなりたいって感じです。
カッコいいMiyuuさんの今後理容業界でやりたい事は
んー
理容業界のことは分かりませんが、髪を切りながら世界中を旅して、世界中の音楽でみんなと踊れたらいいなと思ってます。
今後の理容業界について思う事は?
今あるものを深く追求して守る人がいて、新しく生み出したり概念みたいなのを壊して進む人がいて、勢いもあって、足りないとこって私にはないように見えてます。
理容と美容のバチバチ感もいいなと思うし、一方で境がなくなりつつあるのもいいなと思う。
音楽もそうやってそれぞれがそれぞれの意思を表現して、結束や相違があって沢山のジャンルやカルチャーができてきたし、この仕事もそんな感じ?
今自分がその中にいると思うとわくわくします。
Miyuuさんの理容女子ならでは悩みってある?
毎月くるプリンセスウィーク。
体調管理ではどうにもならない部分なので大変です。
いつかあたしの髪切ってくださいね!
ニューヨークのバーバーの仲間たち
ニューヨークのイベントで川上氏と西森氏と
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